今回のお客様は、弊社のホームページをご覧頂いたお客様で、建物を建てられてから16年が経過しているので、外壁、屋根等建物全体の塗替えを考えているので、見て欲しいとの事でした。
特に気になっている点が、サイディングを固定している釘が飛び出て来ていたり、サイディング自体歪んでいる部分も有るとの事でした。
夫婦共にお仕事をしているので不在でもみ見て下さいとの事でした。
早速時間を作って見てきました。
お客様が気にしていた釘の出っ張りや歪みが数か所見受けられました。
外壁のサイディングが意匠性の有るサイディングと、単色のサイディングの2パターン使用していて、中庭の様な箇所も有るお洒落な建物でした。
最近外壁に使用しているサイディングが光触媒のサイディングが多くなってきています。
塗料メーカーから色々塗料が開発されているのですが、意匠性の有るサイディングの場合は、クリヤ塗装を選択されるお客様が多いですが、光触媒のサイディングにはどのメーカーも塗装出来るクリヤ塗装の材料は存在しません。
塗装は可能なのですが、数年後には塗膜の劣化が発生する可能性が有るので、弊社としては光触媒のサイディングにはクリヤ塗装はお勧めしていません。
色を塗装する場合は、専用のプライマーが有るので大丈夫です。
上記の理由により、最近は意匠性の有るサイディングの場合は、光触媒のサイディングか通常のサイディングかの試薬試験を行ってから施工方法を決める様にしています。
今回は試薬試験結果で通常のサイディングだと判明したので、クリヤ塗装を行いました。
今回のお客様はコーキングの材料選定に関して一番良い物を使用したいとの要望も有ったので、オートン社製のイクシードと言う商品が有るのですが、この材料は金額は高額なのですが、耐久年数が30年以上でとっても丈夫な材料を選択されました。
この度は有難う御座いました。
工事完了後お客様から頂いたアンケートを添付したのでご覧下さい。